takahashiの雑記ブログ

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男脳と女脳の違い。夫婦喧嘩の原因は脳の違いにあった!

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新潮文庫夫婦脳という書籍を読んでいる。
書店でなんとなく目に止まった。

これまでの私の経験上、夫婦というものはすれ違いが多いものと実感している。

男が家族を思って行う行動、妻が家族のために毎日していることについて、これらが両者において必ずしも需要を満足しているとはならない。

家族なんだから需要だとか見返りだとかそいうい話ではないんじゃないのと素晴らしい考えをお持ちの方には私の考えは相反するけど、少なくともギブアンドテイクであるから綺麗事ではないだろうと認識している。

お互いの行動が、それぞれの期待にマッチしていない場合、不平不満が生じる。

何故なら期待していないことに思いを巡らせてゆくことはなかなか困難だからである。
そもそも気づけない。
お互いが頑張っても気遣う言葉さえかけてもらえずにアレをして、これができてないじゃないかと互いの首を絞めてゆくのである。男と女で察する能力には雲泥の差があり、加えて女性にとっては察しない人というのは無礼極まりなく感じてしまう性質も男にとってはなんのこっちゃだからどうしようもない。男は察しないからといって、あっそう、まぁいいんちゃうで終わりだ。

何故私のことをわかってくれないのよ。私は自分を犠牲にして仕事も家事もこんなに頑張っているのに。
俺だって命をかけて働いているんだ。帰ってからも疲れた体に鞭打ってできることやってるんだ。何にもわかってくれないじゃないか。

これが努力しても報われない、よくある夫婦喧嘩の構図であって、頭では理解していても対処するのは難しい。

私も妻にわかって欲しいなどと思ったことはないですが、(そもそも仕事が大変だのしんどいなどというのは当たり前のことなので妻には仕事の話は自分からしない)心無い言葉を投げられると、急に沸点まで到達することはある。

ただ、心無い言葉をかける女性というのは、理由があって、あえてそのような言葉を選択していることがある。

例えば、あなたと彼女はその日まで何の問題もなく過ごせていた。少なくともあなたにはそのように感じられたとする。
しかし、ひょんなことであなた方は喧嘩することになる。
あんたなんかいらない。顔も見たくない。もう知らない。
このような言葉をかけられた場合、彼女の発した言葉について真剣に考え、悩み、傷つく。
それが男の性質だし、健気なところだ。純粋で愚かである。

女性は共感を得たい欲求が強い。
そのため、自分がこんなに辛い思いをしているのよ!と言うことをあなたにわからせたいのだ。
そのために、時に冷たく、残酷な言葉をあえて使う。

男たちは決してその言葉の意味を真剣に考えてはならない。
なぜなら特に意味はないからだ。断言する。



考えたところであなた方が考えることはほとんど以下のようなことだ。
偉そうに言うが、私も含まれる。

俺だって頑張ってるのに…。
全然報われてない。
彼女は全然わかってくれない、わかろうともしてないじゃないか…。
もう別れたい…。

よく聞くグチだ。異常な思考ではないと思う。
ただし、わかるべきはまず、なぜ彼女がそのような言葉を選ぶ必要があったのかということ。
その対処のための何かしらのヒントとなりうるのではないかと考え、夫婦脳という書籍を購入した。


簡単に言えば、男と女で物の見方、考え方がこれだけ違いますよ。ということが記載されていて、例を使ってわかりやすく説明されている。

例を出すと以下のようなケースが夫婦間においてよく見られる。

妻に冷蔵庫からマヨネーズ取って。
子供のお洋服を取ってきて。
リモコンを取って。
と頼まれたとする。夫は要領よく見つけられない。

私がよくやるのは、自分なりによく探した上でないぞお〜。どこにあるんだよ!と妻を呼びつけたり、賞味期限切れの調味料を発掘して自体を余計に悪くさせる。

ここにあるじゃないの!メガネの度数あってないんじゃないの!と怒られるのはよくあることだ。確認した時はたしかに無かったはずなのに…。

書籍によるとどうやらこれは私に限った話ではなく、一般的な話のようであるらしい。世の男性が持つ男脳の性質によるものだと説明されている。

男の物の見方は空間においてまばらに視点を走らせていく。一方で、女性の物の見方は空間の表面においてなめるように見る癖があると記載されている。

そうだったのか!知らなかったぞ笑
だから見つけられないわけだ。
てっきり、自分の脳みそに何かしらの異常があり、シナプス神経伝達物質などの機能が低いことを疑っていた。本当に。

これを聞いて安心したが、どうやら冒頭で述べたすれ違いや夫婦喧嘩も男脳と女脳の違いによって発生する物であるようだ。

以下、一般論として認識している事柄だが、

男は昔から生きるか死ぬかの狭間で戦い、食料を調達することで村を守ってきた。一方で女性たちは村で子供を守り、料理をし、男たちの命になる部分を守ってきた。

それらは形は変われど、現代においてもシステムとして残っていると考えられる。

冒頭で述べたすれ違いは上記システムの違いによるところが大きいと思うが、この書籍では現代社会においてどのように対処すると良いかのヒントが記載されている。

男も女もそれぞれの特徴がたっぷりと記載されていて、男性でも女性でも非常に気持ちよく読める内容になっている。

ただし、これを読んだからといって夫婦喧嘩やすれ違いがなくなることはないのかなぁと。難しいと思いますね。

わずかな可能性として、夫婦喧嘩をした際に若干中直りが速まることは期待できるかもしれない。思いやれる機会は増えるかもしれません。

ちなみに、この本を読むことを妻に勧めてみました。彼女は育休中だし、昼間は多少余裕が出始めているそう。

妻「私はねぇ、午前中に家事全部やって午後はデスパレートな妻たちを見るのでいそがしいの!あー忙しい。

Huluで見てるんですけど、なんかこんな感じのCMありましたね笑。小池栄子が出てるやつで。