takahashiの雑記ブログ

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働き方改革のしわ寄せやめようぜ【短期間での新規開発案件では下請けが主導権を握れ】。

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働き方改革を利用しよう
最近CMでやってますよね。

働き方改革のしわ寄せやめましょうって。
政府広報から出ているみたいですね。
政府広報「働き方改革に伴う『しわ寄せ』等防止に向けたCM(6月22日~30日)及びCM放映に関する御意見・御要望等の募集」について | 全国民営職業紹介事業協会www.minshokyo.or.jp
あれ見るたびに思うんですよね。
私たちいじめられてますよ~!
うそです。でも多くの中小企業や下請け企業はいじめられているかもしれません。


近年、SNSの発信により会社側と従業員との確執がよりすばやく、リアルタイムで拡散されるようになってきています。
たとえばカネカの育休問題はまだ記憶に新しい。
business.nikkei.com



今後は会社側と個人レベルにとどまらず、それが対会社同士なんてこともあり得るのではと考えます。流れとしては、下請けの従業員がしわよせ発注や無理なシステム開発納期などで疲弊しSNSでツイートし拡散するみたいなね。


私の知る方でもいますよ。
胃潰瘍になって薬漬けになりながら仕事してる人。




そろそろスケープゴートになる大企業がでてくるんじゃないかなあ。

どこかの大企業がSNSで拡散され、生贄のような形でしわよせについての対応が見直しされるのは最善とは言えないんですよね。
そんな形でメディアに取り上げられると、おそらくその案件は破たんするでしょうし関わった人すべての努力、知恵が無駄になりますよね。
また、関連会社もメディアに睨まれるでしょうし、動きづらくなる。そうなると損失は計り知れない。

だから、最初から主導権を握って円満にやりましょうねって話です。


そろそろ言わなきゃいけないことは遠慮せず言っていいんじゃないですか。

説明する女性
開発品の納期がかなりきつかったとします。
なんとかなるかあ~と思っても、打ち合わせをするたびに先方の意見がころころ変わり仕様変更をすることなどよくある話です。それを誠実に盛り込んでいくと納期に間に合わない。だから残業する。休日も仕事をする。持ちかえって仕事をするということになります。

しかも、先方は納期を延長することはないと、納期に間に合わせろと要求してきます。
こういうことまああるんですよね。

なんでかっていうと、先行して何月何日に新製品をリリースしますって大々的にアピールしたりするメーカーがいるんで納期延長は難しいんですよ。
万一リリースできないってなったら責任取んなきゃですから。
そのしわ寄せが中小、下請けに来るわけですね。


ですが、もう下請企業が消耗する時代ではなくなってきています。


理由は以下の通り。

・政府は業務の効率化を促進させようとしてきている。
長時間労働に関しての制約は大企業のみならず、来年には中小企業にも適用される。



残業規制が入るので、無理に合わせることができなくなりました。
また、最近ではSNSですぐに拡散されるし、一介の従業員であっても多くの方の共感が得られれば何万人の声になりますからね。

残業時間に大幅な規制がかかる以上、それを見越したスケジュールにしなければなりません。
だからと言ってある程度は先方のスケジュールに合わせた計画を作成するのがマナーだと思ってます。

なんとかギリギリ先方の望み通りいけそうだとしましょう。
多くの場合はその納期スケジュールを先方へメールで添付して提出しますよね。設計仕様書などと一緒にね。


その時に必ずメールでこのように入れておくこと。
このスケジュールは想定外を含まない最短納期となっておりますので、仮に仕様関係の変更等が生じた場合は納期遅延が発生する可能性があります。

文章で残すのがまずは大事。
これに先方が返信しなかったとしてもOKです。
あくまで記録として残しておき、最悪第三者が確認することになった場合に正確な状況を伝えることができますので意義あります。


打ち合わせで仕様変更してきた場合どうするか。

どうしよう
まあ普通にあります。
なかなか物事順調に進まないもので、想定外はゼロには抑えられないです。


先方が仕様変更や機能追加等を要求してきた場合には必ずくぎを刺しておいてください。その時は感情をすべて削除して無機質なトーンでこのように申し上げたらいいです。

設計内容の変更となりますね。今回のように変更や機能の追加となりますとスケジュールに遅れが生じる場合がありますがそこは問題ございませんでしょうか。

先方は軽微な変更だから大丈夫でしょとか言葉巧みにかわしてくるかもしれませんが、その場合はこう申し上げてください。

メールでも記載させていただきましたが、スケジュールは設計変更などの想定外を含まない前提で提出させていただいております。改めてスケジュールの見直しが必要です。また変更、追加分の人件費と設計費用が生じますので見積もりを出しなおす必要が出てきます。

絶対に譲らない。
譲ったら最後です。このレベルなら大丈夫なんだとなめられます。
どうしても納期について譲らない場合はこう申し上げる。

事情は分かりました。御社の希望にこたえられるよう最善を尽くしますので今後ともよろしくお願いします。ただし希望納期については弊社側のリスクが高まりますので確約しかねます。その旨ご了承いただきたく思います

あとでメールでも送っておきましょう。ですが、先方はあくまでお客様なので要求に沿えるよう全力を尽くしますというスタイルは必要です。いうべきことは言いますが突き放すのは絶対にNGです。


相手が納期遅延を想定に入れてくれた場合。

基本的には納期遅延を認めることはなく、なんとかならないかというスタンスだと思います。
納期遅延を想定に入れてくれた場合は、大チャンスです。
ぜひとも遅延前のスケジュールでの納品を実現していただきたい。

打ち合わせのたびにスケジュールに対して現在の進捗を報告し、納期遅延前のスケジュールで進んでいるとなると先方の態度はだいぶ変わりますよ。

あれだけ変更して、追加したのにありがてえ!
このエンジニアたちは神か!?みたいな尊敬のまなざしが気持ちいい状態になります。


ギャップを作ることは印象操作には効果的です。ノウハウ的なことはあまり好きではないんですが、でも有効であることは確かです。
人は落差に感動するんで。

できなさそうなやつが抜群にできたり、間に合わなそうなことが間にあってきていたり。。。
誠実さを見せるいいチャンスですよ。
逆はまずいですけどね。


ここまで来るとだいぶ言いたいことが言いやすくなり、権利を主張するのが楽になってきます。
能力さえ認めてもらえれば、主導権も握りやすい。
あとは淡々とやることやるだけ。主導権握るためにやるべきことはシンプルではっきりしているんですよ。

・いうべきことはしっかりいう。権利を主張する。【自社のリスクマネジメント】
・ただし、お客さんの希望には合わせる。変更等で納期遅れの場合でも可能な限り変更前納期を実現する。【顧客の都合考慮】



↓自分ひとりじゃだめです。周り巻き込んで成功させましょう。
自分一人だと会社に見返りを求め、不幸になると思います。
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