【高校生2,3年】オープンキャンパスはここを観る!実際に行ってみて感じたメリットを紹介。
先日、長男のオープンキャンパスに付き添った。オープンキャンパスって何を目的に行くところなのか。パッと思いつくのはこんなところ。
・学生たちの雰囲気
・大学の雰囲気を掴む。
・入試に関する情報収集。
・学生生活のリアルはどうか。
(住まい、通学、食事など)
・進学後の進路。
・学費など諸費用の確認。
上記は全部おまけ。
ほとんどの情報は別にオープンキャンパスに行かなくとも得られる。大学のホームページから資料請求すれば良いだけだ。
ではオープンキャンパスに行く価値はとごにあるのか。
それは、その大学がきちんと機能しているかどうかが生の生徒を見ることによって判断できるということだ。
オープンキャンパスって?
大学側が志望者に対してうちこんな大学ですよ、こんなことやあんなことで実績ありますよって紹介する機会のことで、志望者の関心をより高めることが目的ですね。
どんなことするの?
授業体験や施設見学、研究室紹介です。
研究室って何かと言いますと、大学には学部がありますね。これが大きな塊でして学部をさらに細分化したものが学科です。学科の中には様々な研究室がある。例えば工学部を例にするとこんな感じ。
いろいろな研究室があって興味があるところの紹介を聞きに行くイメージです。
研究室紹介は絶対行くべき。
この紹介は研究室配属された4年生や大学院生が行うことが多いんですが、ここでしか生の生徒たちを見ることができないです。彼らが自分たちの行っている研究に熱意を持っているか、誇りを持っているかがポイントですね。
彼らが自発的に研究を行っていればその大学の発展に寄与するだろうし、そうでなければその研究室は衰退していくでしょう。
大学の研究レベルというのはどうしても学生の質に依存してきます。
彼らが日々、論文を読み漁り、自分の研究に対して最先端の解析を取り入れることで新たな知見が生まれるのです。
その過程で彼らは自分の研究に対する熱意や誇りを大きくしていく。
それが確認できるチャンスは研究室紹介しかない。
学生の雰囲気を見るのは特に意味はないぞ。
構内を歩く学生を見るとその多くは仲間とおしゃべりしながら歩き、幸せそうな表情を浮かべている。それを見て一部の保護者は思うのだ。「学生が幸せそうだわ。これならうちの子も大丈夫そうね」
これには説明が必要だ。
彼らが幸せそうなのはあくまで、その大学が素晴らしいからではない。大学生というのは、自由なのだ。講義に出る出ないも自分が決められるし、多くの人たちが一人暮らしで束縛を抱えていない。今日はカラオケだの夜の街に繰り出そうだの飲み明かそうだのと友達と好き勝手できる。これだけ自由に振る舞えることはなかなかない。だから、大学生というのは全般的にそうなのだと考える方が良い。